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仕事観


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仕事観

「仕事観は人生観」と言ってもよい。なぜなら、人生の大半は仕事に追われるから。追われないほど優雅な人もいるでしょう。例えば、リッチな夫に養われている専業主婦-主婦といわないかも、家事に追われてもいないでしょうから。高級娼婦かな。じゃあ、やっぱり仕事だ。(娼婦でいるにはそれなりの努力がいる、と思われます。)-という人について、話したいのではありません。ここで、話題にしたいのは、普通に就活する一般青年が就く仕事のことです。

   私が、今まで彼らと接していて(18歳が高校卒業あるいは進学する際の仕事観です)
よく耳にするのは「仕事、やだな」です。ともかく、「仕事」となったら=「やなこと」というのが日本の18歳の本音かな、と思われます。よっぽどの家庭の事情がない限り、仕事から逃れるために進学しているような事態です。専門学校・短大だと2年、大学なら4年、大学院なら6年先送りにできるという感じ。

  ※不思議なことです。仕事を嫌がる人ほど、学歴が高くなり、初任給が増える、ということになります。転倒しています。
  
  もう一つの理由は(これは私の推察ですが)高校の進路の先生が、上記の法則(※)を率先して勧めているのでは、と疑われることです。これも、私の狭い経験内のことなので、「違う」という人がいらっしゃるだろうということも推測できます。けれど、経験を語れば、こういうことです。 まず、大学受験時に教育学部を目指す受験生の口から何度となく、聞いたのは「民間の会社に就職したくない」という言葉です。つまり「仕事、やだな」の風潮がここに現れています。「民間」というのは、会社の業績を上げるために、個の社員が犠牲になって、身を粉にして働く、そんなイメージを持っているらしい(実際、嘘じゃないかも) そんな過労死すれすれではなく、無垢な子供たちと一緒になってワイワイとやっていたい、と思うのも当然。なおかつ、公務員なら首にならず、さらに親も教職ならば、たいてい子にも勧めていることが多いーということは、おいしい職業なのでしょう。(下司の勘ぐり)

私が高校3年生のときも、大学進学の話し(も憚られたけれど、というのは大学紛争たけなわで、大学の意味が問われていた時期だったので)ばかしで「仕事」についての話しは聞いたことがありませんでした。という訳で、私も正直なところ「仕事、やだな」で進学した口です。今は、時々、高校や中学から「仕事についての話し」を専門学校の観点から求められることもあるので、当時より「職業について」の意識が高まっているような気もします。が、何よりも問題なのは、「職種が何」ではなく「仕事観」が形成されていない、ということなのです。それには、やはり、先述した先生たちの意識が意識なので「面倒くさい」最後には「大学へやっておけば」誰からも文句がこない、ということになっているのでは、と、現状思われます。
   では、お前の仕事観を述べろよ、と言われますね。私は毎年、卒業して就職していく学生たちに対して、こう言います。「健康で、働いていてくれさえすれば、給料は安くても、出世しなくてもいいからね。ただ、続けていてね。」続けて(もちろん、生活費が維持できれば)いさえすれば、仕事が、あなたを作るでしょう。それが、天職だって。給料や出世に気をとられると、天職は見つかりにくくなります。自分の能力や性格に合わない場合もあります。そのように思ったら転職してもいいのですが、「自分の能力や性格」に合わせるのがミソです。間違っても「給料や出世」ではないのです。これを、どう見つけるかは18歳時点ではなかなか、難しいことです。自分の能力に見切りをつけている人もいないし、ましてや自分の性格なんてわかるはずもないので。 そこで、「とりあへず就職」です。「喰わなくちゃならない」という選択も悪くないです。「とりあへず、喰わなくちゃならない」ので就職する、という人が一番いい就職をするような気がします。あとは、継続。そして、自分にぴったりの仕事をみつけた人は人生もうまくいった、と言えるのではないでしょうか。「ぴったり」とは「楽」なだけではありません。それなりに「つらい」こともあるでしょう。けれど、「ずたずた」にならない程度、自分を鍛えるものがないと、人を成長させません。ちょっと、うまく伝わりませんが、[勘]です。

 仕事にプライドも大事です。どうも欧米では、掃除のような仕事は、従来、移民(や黒人)の仕事と考えているふしがあり、やらされている感がある方も、ひどい仕事をしがちです。そして、日本でも大学のランクづけをする延長で、仕事のランク付けをする癖がついた人の人生は、(かなり傍目にみてよい仕事でも)悲惨です。しかし、一旦、この気持ちが逆転すると、仕事を誇りにする、素晴らしい仕事をする家政婦さんや、日本の新幹線のお掃除さんなどの話しにも枚挙ありません。「とりあへず喰う」そして、「今やっていることにプライドをもつ」
―――どうぞ、よい就職を。
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プロフィール

Ali  Batoota 

Author:Ali Batoota 
アリ バトゥータ
年齢・性別・国籍-不詳
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