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矜持ーつづき

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「矜持」のつづき:オリンピックを出汁に。

  「矜持」を英語にどう訳すのか。プライド?でしょうか。オリンピックのような出来事があると、良くも悪くも、すべてのことが大きく見えやすくなるものです。まず、自分のオリンピックに対する立場ですが、オリンピックに反対です。(非国民―という声が聞こえてきそう)大規模すぎる、というのがその理由です。国立競技場の建設でも問題がありました。いちいち反対していたら、大規模なイベントができないよ、という声もありましょう。しかし、この時の予算超過はすごかったですね。270億円。しかし、しかし、お金は安ければいい、という意見でもありません。(-ややこしいなー賛成なのか反対なのか、どっちなんだよ、と言われそう)観点はデザインと矜持です。ザイード氏のデザインした競技場を擁護する意見もありました。デザインは素晴らしい。問題は、予算を膨らませてしまった無責任体制にある、というものです。デザインの話しには、責任はつきものです。
「デザイン」という言葉の曖昧さ。日本側の審査員にいた安藤忠雄氏にしても、自分の専門として、いいデザインだと思ったから推した、わけで。でもそんなに予算が膨らむ責任まではとれない、という言い分でしょう。
  同じような話で、エンブレムにまつわる盗用問題もありました。ベルギーのデザイナーの作品に酷似しているという話で、佐野氏のデザインがあっさり、却下されてしまった。
いいデザインだと思ったんですが・・(個人的感想)この場合、問題なのは大会組織委員会の態度です。同じような話がロンドンオリンピックの時にもあったそうですね。その時、ロンドンの大会組織委員会は一般からの不評を受けて、「ダイナミックでモダンなおかつフレキシブル。最新テクノロジーと古い伝統が交差する現代のイギリスのイメージ」と説明しました。「すべての人の趣味に合わせることはできない。でも、このロゴはフレキシブルで、5年の間でさらに進化していく。2012年までには、このロゴへの親しみが増し、より多くの若者を取り込む有効なブランドになる」と言葉を付け加えました。
  ちゃんと、募集のときにコンセプトを説明できること。そのコンセプトにあった応募作品なら、そして、その中で一番いいなら、一般から不評でも、きちんと説明し返すことができる。-これが、デザイン大国の矜持だと思うのです。
  一方、日本組織委員会の態度は「問題がおこった。不祥事だ。うーん一般の声に抗し切れない。白紙に戻して(便利な言葉) 一般から公募だ」ということで、子供に選ばせるような態度をとるのです。一般(って誰?)もそれでいいってわけ。
  日本でオリンピックのような、大規模・グローバルな大会は、開くには100年早い、と言わざるを得ません。もしくは、日本人は日本人サイズの矜持を(小規模な)持とうよ。
(「日本人」は誰か、という話はまた別)というわけで、私はささやかな矜持を目指します。
―続く

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Ali  Batoota 

Author:Ali Batoota 
アリ バトゥータ
年齢・性別・国籍-不詳
関心事は、ファッション、政治、教育、言葉、生物、映画-なんでも

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